こんにちは、歯科医師の楊です。
先日、名古屋で行われる矯正治療のセミナーに参加しました。
テーマは、上下の顎の突出や歯の傾きに対する治療法の吟味でした。
成長期の人は面白いもので、全身一律に成長しているように見えて、実は成長が早い部分と遅い部分があります。
それは顎も同様で、下顎に比べると上顎は脳の発達に伴って早期に成長が進みます。
例えば上顎の成長が不十分な場合、治療開始時期は比較的早くなります。
骨の誘導を促す治療をする場合は、成長をが進んでしまった後だと成果が得られにくいためです。
また、下顎の成長を促す治療に関しても適切な時期があります。
これらの治療に対して当院では前方斜面板や拡大装置、前方牽引装置など様々な症状に対応する装置のご用意があります。
日々、新しい矯正治療も吟味しながら患者さんの負担が少ないもっとも良い治療が提供できるようにレベルアップを目指しています。
2019年9月14日 (土)
カテゴリー未分類