こんにちは、歯科医師の楊です。
毎日患者さんのお口の中を見ていると、「なぜこのような歯並びになってしまうのか」と考えることが良くあります。
そこで今回は成長期における、歯並びがガタガタしてしまう原因と悪化させてしまう生活習慣についてお話します。
まず、正常な歯並びを妨げる原因は大きく分けて4つあります。
1. 歯が生える位置の異常
2. 顎のスペース不足
3. 顎の成長の異常
4. 望ましくない習慣
特に4の「望ましくない習慣」は顎とかみ合わせの正常な発育を妨げる原因となります。
例えば、5歳以降の指しゃぶりにより前歯が出っ歯になってしまう可能性があります。
また、成長期の頬杖やうつぶせ寝などで顎を圧迫すると顎の成長を妨げ、ガタガタな歯並びやアンバランスな顎の成長の原因となる場合があります。
普段の習慣を改善することは根気が必要で難しい場合もありますが、少しずつ理想的な歯並びと口腔周囲筋の発達を目指していけたらと考えております。
他にも様々な要因がありますので、お子さんの歯並びが気になる方は是非お気軽にご相談ください。
2020年1月24日 (金)
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